カラーコンタクトレンズ

カラーコンタクトレンズ

カラーコンタクトレンズには、視力矯正用カラーコンタクトレンズと視力矯正を目的としないカラーコンタクトレンズ(おしゃれ用カラーコンタクトレンズ)があります。

ソフトコンタクトレンズしか存在しなくて、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)という素材で、柔らかい素材ですが酸素透過性が低く、長時間の装甲には向いていない素材です。

着色方法としてHEMAに色素を溶かし込んだり、表面に着色剤を印刷したもの、着色剤をHEMA材料の間にはさみサンドイッチ構造に包みこんだものなどがあります。

この色素の成分としては、鉄・チタン・酸素・炭素・塩素・銅などが検出されています。

これらの色素が涙等に漏出して結膜等に沈着する可能性もあり眼障害につながる危険性も考えられます。

このため、平成21年より、おしゃれ用カラーコンタクトレンズも視力補正用コンタクトレンズと同じように高度管理医療機器として、医薬品・医療機器の規制対象となりました。

これに伴い、おしゃれ用カラーコンタクトレンズの製造・輸入にあたっては厚生労働大臣の承認が、販売にあたっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務付けられました。

コンタクトレンズ購入場所

2017年の統計では、コンタクトレンズ販売専門店で購入が47.8%、インターネットでは32.7%、眼科医院では12.4%、眼鏡店で購入が6.8%になっています。

コンタクトレンズによる目の障害

コンタクトレンズによる目の障害としては、点状表層角膜炎 23.3%、角膜びらんが24.8%、角膜浸潤が10.9%、角膜潰瘍が6.3%、角膜血管侵入が1.4%になっています。

10代の感染性角膜炎の96.3%はコンタクトレンズが原因でグラム陰性桿菌が多くなっています。

この原因としては、コンタクトレンズの長時間使用や洗浄不良、不適切な消毒が考えられます。

コンタクトレンズ購入時に取り扱い方の説明を充分に聞いてない場合が多く、不適切な消毒、保存方法を取っている可能性が高いと思われます。

コンタクトレンズを取り扱う前には必ず石けんで手を洗い、よくすすぎましょう。

ケアして繰り返して使うコンタクトレンズは、はずした後よくこすり洗いをしてから、消毒して保存しましょう。

朝装甲する前には又よくすすいでから使用して下さい。保存するレンズケースはレンズを装甲した後でよく洗浄して乾燥させてください。

新たにコンタクトレンズを購入する前には眼科医院での定期検査を必ず受けて角膜に障害が生じていないか調べてもらいましょう。

もし使用している間に異常を感じたら放置しないで、すぐ眼科を受信しましょう。

中島コンタクト

中島コンタクト

タグクラウド